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「IPv4アドレスは残り8％」――ICANNトップが移行促す
「IPv4アドレスは残り8％」――ICANNトップが移行促す
Webに接続するデバイスは爆発的に増えており、もしも新しいバージョンのインターネットプロトコル（IP）に移行しなければ、世界は間もなくインターネットアドレスを使い切ってしまうだろう。IPアドレスの割り当てを担当する団体の責任者がこのように語った。
ICANNのロッド・ベックストロムCEOは、IPv4アドレスは8〜9％しか残っておらず、企業はIPv6にできるだけ早く移行する必要があると語る。
「アドレスが枯渇しつつある」と同氏はReutersの取材に応えた語った。「移行が必要だ。乏しいリソースが減っている」
IPv4は1980年代にインターネットが公開されて以来使われており、数十億件のアドレスしか割り当てられないアドレス空間しか持たない。IPv6では数兆件のアドレスが使える。
コンピュータや携帯電話に加えてカメラ、音楽プレーヤー、ビデオゲーム機など多数のガジェットがWebに接続しており、これらデバイスの1台1台がIPアドレスを必要としている。
通信機器メーカーEricssonのハンス・ベストバーグCEOは今年に入り、2020年までに500億台のデバイスがネットに接続するとの予測を示した。
ベックストロム氏は次のように語っている。「管理とネットワーク運営で大きな作業が発生するが、移行しなければならない。われわれ人類がインターネットを使うデバイスをたくさん発明しているからだ」
増える国際化ドメイン
ベックストロム氏はモスクワで、キリル文字を使った初の国際化ドメイン名を正式にロシアに引き渡した。アルファベットの.ruドメインの代わりに、ロシアの組織はキリル文字のドメインを使えるようになった。
ICANNは昨年、国際化ドメイン名を段階的に導入した。現在、各国はアラビア語や中国語など、アルファベット以外の文字を使った国別トップレベルドメイン名を申請できるが、いずれ国際化ドメインはすべてのインターネットアドレス名に拡大される。
これまでにロシア、エジプト、サウジアラビア、UAE（アラブ首長国連邦）が自国の文字を使ったトップレベルドメインの承認をICANNから得ている。
「大きな変化だ。インターネットは約40年前からあったが、ドメイン名が開放され、人々の母国語とその文字を受け入れたのは初めてだ」とベックストロム氏は言う。
同氏は、ICANNにはこれまで、各国からの国際化ドメイン名の申請が約21件あったとしている。
同団体が国際化ドメインに対応する方法を技術的に見つけるのに、11年かかったという。
「インターネットが発明され、最初に標準が開発されたとき、発明者たちはすべての言語に対応したかった。しかし当時は標準がなかったため、ASCIIを使った」（ベックストロム氏）
ASCIIは、アルファベット、数字、その他記号を、コンピュータが理解できる1と0に変換するエンコード体系。
「インターネットは新しい言語を学ぶことに抵抗のない若い人にとって利用しやすいが、ほかの言語や文字を使うことに慣れていない人も多い」（ベックストロム氏）
「インターネットは全世界に向けて開かれており、真にグローバル化が進んでいる」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1005/18/news011.html
本当に、人間いつ「死」が訪れるかわかりませんね。
生と死は隣り合わせ、今の人間は死と完全に分かれて生きている。
死というものが遠くにある。昔の人間は死というものが比較的近くに
あった、だから死の上に生きているとみなが自覚して生きていた。
と、誰かが言っていましたね。
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